トホホの税理士日記
カンボジア訪問記
2017年08月25日
二年ぶりに支援している里子達に会いにカンボジアの孤児院に行ってきました。
SAJ(スクールエイドジャパン)の教育支援視察ツアーです。
ソーケン副首相を交えた夕食会、SAJファームの見学、孤児院訪問、朝食給食の見学、お米支援先家庭の訪問、子どもたちとのプノンペン・イオンモールのワタミでの大会食...等々、盛りだくさん、駆け足の二泊四日(機中一泊)弾丸ツアーでした。
里子の三人とは一人ずついろいろな話をしました。
優しくて子供達の面倒を良く見るタン・セラー(高一、18歳)
成績は常に一番でちょっと頑固なシッカリ者フン・バフェット(高一、20歳)
昨年入園した甘えん坊で可愛いソーン・チャンホーン(小二、7歳)
タン・セラーは父親が失踪し、母親の僅かな収入だけでは三人の子供の面倒が見られず弟たちと一緒に孤児院に引き取られました。
フン・バフェットは母親が亡くなり、収入もない盲目で病気の父親だけでは小学校にも通えず、5年遅れで孤児院に入り小学校に通いだしました。
ソーン・チャンホーンはお父さんもお母さんも亡くなり、お姉さんに面倒を見られていましたが貧困のため学校に通えず孤児院に引き取られました。
それぞれが大きな不幸を背負いながらも、元気いっぱいに明るく育っています。
元気を与えに訪問した私たちが、いつも逆に、大きなパワーをもらいます。
孤児院の他に、約250校建設した学校の子供達への朝食給食、家庭へのお米支援先の見学もしました。
ある家は隙間だらけでヤシの葉で葺いた家で家具は鍋一つとハンモックのみ、土地を持たず小作で夫婦で働く一日の収入は3ドル、飲み水はボウフラの湧く雨水...日本のホームレスなんかと比べられないひどい極貧家庭でした。
今年は孤児の中から国立プノンペン大学医学部への合格者も出ました!
初参加の昨年新卒の長谷川も大きな刺激を受けて視野を広げてくれたと信じています。
教育は人を育て国を作ります...
課題は大きく、私たちの力は微々たるモノですが、たとえ焼け石に水でも、できることをできるだけ、子供たちとカンボジアのためにしていきたいと思います。
それが世界の未来、日本の未来、そして地球の未来に繋がることを信じて!!
(国賓並みのVIP待遇で入国審査なしでVIPルーム入り...)
(里子のタン・セラーとフン・パフェット(真ん中は同行した長谷川))
(里子のソーン・チャンホーン)
(渡邉さんの教員理念研修)
(お米支援先の家庭)
(貧しくても底抜けに明るい子どもたち)
(卒業祝いのケーキを運ぶ渡邉さん)
14:34 | Comments(0)
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