トホホの税理士日記
ちっぽけなこの命
2020年09月17日
2011年3月11日東日本大震災。
恐ろしい津波のシーンが連日放映されるのを観ながら、「人の命って儚いものだな~自分も命ある限り精いっぱい生きよう」と決めました。
そして翌月に30年ぶりの山登りに屋久島に出かけたのが登山再開のキッカケでした。
昨今のコロナ騒動や自分の心筋梗塞の発症などで...色々と感じることもあり9年ぶりに縄文杉に会いに行くことにしました。
登山口への道も通行止めのため二時間歩いて登山口へ...途中直径一メートルを超える屋久杉の倒木が二本道をふさぐ。
淀川小屋で会った営林署のパトロールに「どこから来たんですか?」と目を丸くされ、「まだパトロールも済んでいないし台風後には誰も入山していないでくれぐれも己責任で」と強く念を押される。
土砂降りの雨の中、無数の倒木と落ち枝を越え、土砂降りと強風の稜線では雷が近づきストックとザックを放り出してえぐれた登山道の溝中で丸くなって30分待機、恐かった~(汗)
雨と苔でツルツルになった木道と木の階段で五回も滑って転び、一回は階段から脇の藪に落っこちて岩に頭をぶつけた(涙)
全身ずぶ濡れで九州最高峰の宮之浦岳1936mを越えて避難小屋に泊まり、三日目の朝に辿り着いて独りで対峙した縄文杉。
樹齢3000年ということは人間が100年で三代とすれば30代前のご先祖様の生まれた時に芽生えた杉の苗ってこと...
その圧倒的な存在感と生命力に胸がいっぱいになりました。
人間てなんて短い命、なんて儚い命、なんてちっぼけな命...なんだろう(汗)
でも、ちっぽけだけど、ちっぽけなりに精一杯、与えられた自分の命を生き抜こうと改めて決心させられた屋久島の旅でした。感謝。

09:58 | Comments(0)
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