がんばろう経営者!! 横浜総合事務所代表 泉 敬介のブログ

経営者へのメッセージ

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TITLE★当事者意識

DATA2014年03月12日

昨日は3.11東北大震災から三年...メディアではたくさんの報道がありました。
私ども事務所でも朝礼で、東北のことだけを思う時間を設けて、皆で黙祷をしました。

帰宅する車の中で...「当事者意識」って何だろう?...と考えていました...

前日の政治の勉強会でも、大震災の報道でも、何か行動を起こそうとする基盤は、自分から離れたところにあることを自分自身のことだと捉えられる「当事者意識」にあるんじゃないかと思います。
そして、当事者意識を持てるか否かは...「想像力」の問題なんじゃないのかな?と。

震災にあって水没している海岸沿いの農地復興工事に120億円の公費を投入しているが、その農地の所有者たちは誰一人農業を続けたいとは思っていないというテレビ報道を観ました。
理由は、既に多くの被災者が高齢していて、海水に浸かった農地で何十年もかけてまともな農作物作ること自体が無理だということです。

なのに、何故莫大な公費を投入して誰も望まない農地再生をしているのか?
それは震災後の住民アンケートの「耕作を続けたい10%、誰かに委託して続けたい60%」の結果から、全体の70%の住民が農業の継続を求めていると判断して公費を投入しているとのことでした。
でも、住民の本音は「自分で耕作を続けたい人が10%、もう自分では耕作を続けるつもりの無い人が90%」だったようです。

アンケートは、受取側(集計方法)により結果がまったく異なってしまいます。
要は、受取側が集計する際に被災住民の「当事者意識」があったのかが問題なのだと思います。

そして、その報道を観ている私たちが単純に「なにバカなことしてるんだ、無駄遣いして」と感じたとしたら、それは私たち自身も「当事者意識」の無いただの傍観者だということだと思います。
なぜなら、何十、何百という被災地域の実情に合わせて復興計画を立てなければならない人たちの苦労や生活や悩みや迷いへの「当事者意識」を持っていないからです。

口先で「被災者の立場に立て」というのは簡単です。でも、まずは実際の現場で復興計画に携わっている人たちへの「当事者意識」を持たなければならないと思います。
それが無ければ、被災住民への当事者意識も、復興に携わる人たちへの当事者意識も...何も持たずにメディアの報道に踊らされる感情的な傍観者・批評家にしか過ぎなくなってしまうのではないでしょうか。

今朝の朝礼の三分間スピーチで、ちょうど当事者意識についての話がありました。

『 震災で無くなった2万人の人たちを、単に「2万人の死亡者」と見るのか、それとも「誰かにとって大切な人が2万亡くなった」と考え、亡くなった一人ひとりが自分の大切な人だったら...と置き換えて考える「想像力」があるのか? 当事者意識とは突き詰めると想像力の問題ではないのか? 』

正に、その通りだと思います。

想像力の強さは、視野の広さと深さなのだと思います。
自分と遠いところで起きている出来事を、自分自身のこととして捉えられる力...
それが真の「教養」なのかもしれませんね。





09:56 | Comments(0)

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